- ■神代剣という男
- 初登場の回がアレだったので、正直あんまり好きじゃなかったんですが…
変身しても、ガダックの登場後はカブト=ガタック>>>その他のライダーみたいな感じであまり活躍もせず。
ネタキャラとしては、輝いていましたが、個人的にはカブトのギャグ部分はたまに「もーこの流れはいいわー」と思うことがあったので、くどいと思う時もありました。
あくまで、そう思う事があった。というだけで、基本的にはおもしろかったと思いますし、剣というキャラは好きでした(理由は後述)。
しかし、剣にはその他のライダーとは明らかに違う部分がありました。
彼自身が彼の憎むワームであったこと。
■約束されていた悲劇- 彼自身が彼の憎むワームであったこと。
その時点で、彼の結末は誰にでも予想できたことです。
ならば、それをどのように描くのか。
自分がカブトを観続けた理由の1つとして、このテーマがありました。
■「全てのワームは俺が倒す!」- 彼の偉大なところは登場から、最後までこの信念を貫き通したことでしょう。
これは天道にすらできなかったことです。
天道の場合はひよりという存在がいた。という理由があったものの、「全てのワームを倒す」という信念を曲げたことには違いありません。
まぁ、信念を曲げれなかった故に彼は倒れたわけですが、その姿勢・信念を貫く姿は決してネタキャラではない、漢としてのそれがありました。
■「思い出せ、俺との約束を!」- そして、剣の最期。
彼はワームの力に飲み込まれず、人間の味方にもならず、あくまで「全てのワームを倒す」という信念を持った神代剣として、散っていきました。
彼の最期の安らかな顔。
それが、彼が彼として生きれた証拠でしょう。
自分の本質が変わろうとも、信念を貫き通し、信念によって死んだ漢。
愚かな生き方かもしれません。
しかし、それこそが彼のノブレス・オブリュージュなのだと思います。
■蛇足
坊ちゃんの死んだ後ですが、あの兄弟のシーンを入れるくらいなら、加賀美のシーンを入れて欲しかったな。と。
加賀美はぼっちゃんにとっての唯一の友人なんですから。
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